現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 後悔しないグレードの選び方教えます! 人気モデル、ベストバイ指南【スバル・レヴォーグ/レヴォーグレイバック編】

ここから本文です

後悔しないグレードの選び方教えます! 人気モデル、ベストバイ指南【スバル・レヴォーグ/レヴォーグレイバック編】

掲載 更新 15
後悔しないグレードの選び方教えます! 人気モデル、ベストバイ指南【スバル・レヴォーグ/レヴォーグレイバック編】



以前から走りの良さが高く評価されていたが、昨年秋にサスチューンをマイルドに仕立てたレイバックが追加されたことで、ファミリーユーザーからも大きな注目を集めているスバル・レヴォーグ。ここではレヴォーグ&レイバックのグレードをチェック! 間違いなしのオススメグレードをお教えしよう。

運転しやすく車内も広い! 就寝スペースもバッチリ確保できる日産NV200バネットがベースのキャンパー

●まとめ:月刊自家用車編集部

昨年秋に導入されたレイバックが、レヴォーグ選びに幅をもたらしている

2020年秋にでデビューした2代目「レヴォーグ」は、ショートワゴンにも似た軽快なプロポーションを持つスポーツワゴンとして、個性派揃いのスバル車の中でも独自の人気を集めているモデルだ。

デビュー当初は1.8Lターボ車のみのラインナップだったが、翌2021年秋に実施されたマイナーチェンジで、よりパワフルな2.4Lターボ車を追加。さらに2023年秋には車高をリフトアップすることで、SUV的な魅力をプラスした「レヴォーグ レイバック(以下レイバック)」をラインナップに加えるなど、際立ったツーリング性能をダート路や悪路にまで展開している。

―― レヴォーグ レイバックリミテッドEX


スバルとしては、レヴォーグとレイバックは別モデルとして扱っているが、ボディパッケージは共通設計で、さらに搭載エンジンも1.8Lターボと同じ。サス周りなどはレイバック専用チューンにすることで走りの味を変えているが、クルマ選びの視点では、レイバックはレヴォーグの1グレードとして見るのがわかりやすい。

―― ●現行レヴォーグ&レヴォーグレイバック グレードバリーエーション&価格パワートレーングレード価格【AWD】1795cc水4DOHCターボ177PS/30.6kg・mSmart Edition EX363万円GT-H EX379万5000円STI Sport EX434万5000円STI Sport EX Black Interior Selection(特別仕様車)440万円レイバック Limited EX399万3000円2387cc水4DOHCターボ275PS/38.2kg・mSTI Sport R EX502万7000円STI Sport R EX Black Interior Selection(特別仕様車)508万2000円

―― レヴォーグ レイバックリミテッドEX

―― レヴォーグ レイバックリミテッドEX

2.4Lターボは申し分のない性能だが、バランスの良さは1.8Lターボが上

まず、レヴォーグ選びで決めたいのはパワートレーン。1.8Lターボはレイバックも含めて、すべての仕様で選ぶことができるが、2.4LターボはレヴォーグのSTIスポーツR系に限定されている。

まず、オンロードでの動力性能は、2.4Lターボが圧倒的。馬力やトルクなどのスペック数値が秀でているだけではなく、高回転域の伸びもいい。旧き良き時代のスポーツカーを彷彿させる、走り好きほどニヤリとしてしまうエンジンに仕上げられている。一方、1.8Lターボは今風のターボらしい低中速域からの力感やコントロール感を重視するタイプ。レヴォーグのボディサイズに対して十分な動力性能は備えているが、2.4Lターボほどのワクワク感は感じにくい。

ただ、2.4Lターボは万人向けかというと疑問符が付くのも事実で、購入時に気にする人が多い燃費性能は1.8Lターボの方が優れている。1.8Lターボ車は丁寧なアクセルワークを心掛ければ、同等レベルの性能を持つモデルの中ではトップクラスの燃費を引き出すことができる。1.8Lターボは、高速道路をゆったり流すに最適なツーリング用途に適したパワートレーンだ。

―― レヴォーグ STI Sport R EX

レイバックは乗り心地にも配慮したサスチューン、ファミリーからも高く評価

そしてもうひとつ気にしたいのが、サスペンションのタイプ。1.8Lターボ車には、3つの仕様が用意されており、標準車といえるスマートエディションやGT-Hに採用されている標準サス仕様、STIスポーツ系に採用されている電子制御ダンパー仕様、そしてレイバックの専用サス仕様だ。

操安性能が最も優れているのは、電子制御ダンパー仕様で、標準サス仕様に比べると、ライントレースの滑らかさや挙動収束の良さが際立っている。

その次に操安性に優れるのが、レイバックの専用サス仕様。電子制御ダンパー仕様で選べるドライブモードのコンフォートモードに近い特性で、長距離をリラックスして走るには最も好ましいアシに仕上げられている。

標準サス仕様は、操舵の初期反応が強く感じるスポーティカーらしい味付けで、ハンドリングの切れが欲しいユーザーに適している。

―― レヴォーグ STI Sport R EX

弱点らしき弱点がないレイバックが、グレード選びの中心になる

レヴォーグ&レイバックで最もオススメできるのは、レイバックで唯一選べるリミテッドEXだ。オンロードでのポテンシャルが高く、それでいて本格SUVに迫るほどの悪路性能を備えている。キャビンの広さやアレンジ機能などは専用設計の本格SUVには及ばないが、街なかでも違和感なく使えるなど汎用性が高い。なお、レヴォーグは購入時に硬めの乗り心地が敬遠(主に奥方や子供から)されることもあるのだが、レイバックならば試乗後にOKが出るケースが多いという。家族の理解が得やすいことは心強い美点といえる。

電子制御ダンパーを採用するSTIスポーツEXも有力候補。オンロードでの操りやすさと安心感、さらに走りの質感の良さで、スバル伝統のスポーツワゴンの魅力を存分に楽しませてくれる。STI系はグレード名に“R”が付く2.4Lターボ車も選べるが、速さを最優先したいユーザーじゃなければオーバースペックの感が否めない。バランスの良さは1.8Lターボ車の方が明らかに上だ。

なお、レヴォーグは上級モデルらしく、エントリーグレードのスマートエディションEXでも装備機能は充実しており、新世代スバルの象徴になる11.6インチセンターインフォメーションディスプレイや、アイサイト/アイサイトXも標準装備。さらにファブリックシートになるが、前席にはパワーシート機構も備わる。価格と性能のバランスの良さで選ぶならば、スマートエディションは最も買い得なグレード。これで十分というユーザーも多いはずだ。

―― ●現行レヴォーグ&レヴォーグレイバック グレード別装備比較 標準装備:● メーカーOP:▲グレードレイバックリミテッドEXスマートエディションEXGT-H EXSTI Sport EXSTI Sport R EX駆動方式AWDAWDAWDAWDAWDパワートレーン1.8Lターボ1.8Lターボ1.8Lターボ1.8Lターボ2.4Lターボ電子制御ダンパー(ZF製)●●アイサイトセーフティプラス(運転支援テクノロジー【後側方警戒支援システム/エマージェンシーレーンキープアシスト/ドライバー異常時対応システム】)(視界拡張テクノロジー【デジタルマルチビューモニター】)●●●●●アイサイトセーフティプラス(スマートリヤビューモニター)▲▲▲▲▲アイサイトX(渋滞時ハンズオフアシスト/渋滞時発進アシスト/アクティブレーンチェンジアシスト/ドライバー異常検知システムなど)●●●●●ハンズフリーオープンパワーリヤゲート●●●●本革シート▲▲●●運転席10ウェイ/助手席8ウェイパワーシート●●●●●11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ●●●●●ハーマンカードンサウンドシステム(フロント6、リヤ4スピーカー)●▲●●サンルーフ(電動チルト&スライド)▲▲▲▲

こんな記事も読まれています

【新型クラウン タイプ別解説】発売間近!?”実用性最強”エステートはどんなスペックで登場する?
【新型クラウン タイプ別解説】発売間近!?”実用性最強”エステートはどんなスペックで登場する?
月刊自家用車WEB
【クルマの通知表】今にマッチしたワゴンSUV。大人が似合うSUBARUレイバックのGTパフォーマンス
【クルマの通知表】今にマッチしたワゴンSUV。大人が似合うSUBARUレイバックのGTパフォーマンス
カー・アンド・ドライバー
おじさんが[残価設定ローン]はアリ!? [レヴォーグ]の走りがエグい! 50代で乗りたいクルマ9選
おじさんが[残価設定ローン]はアリ!? [レヴォーグ]の走りがエグい! 50代で乗りたいクルマ9選
ベストカーWeb
マツダコネクトも搭載! 街乗りも不満なし! NR-Aはロードスターのベストグレードじゃね?
マツダコネクトも搭載! 街乗りも不満なし! NR-Aはロードスターのベストグレードじゃね?
ベストカーWeb
スバル新型「コンパクトSUV」絶妙なサイズ&高い安全性で“女性ウケ”もバッチリ! 「クロストレック」何がいい?
スバル新型「コンパクトSUV」絶妙なサイズ&高い安全性で“女性ウケ”もバッチリ! 「クロストレック」何がいい?
くるまのニュース
コイツは[掘り出しもの]!! 4WD標準で激コスパよしの[ホンダ最新SUV]がたまらんのよ!!
コイツは[掘り出しもの]!! 4WD標準で激コスパよしの[ホンダ最新SUV]がたまらんのよ!!
ベストカーWeb
6速MTがアンダー220万円! スズキの「快速スポーツカー」なぜ買い得? モデル末期の「スイフトスポーツ」が魅力的すぎるワケ
6速MTがアンダー220万円! スズキの「快速スポーツカー」なぜ買い得? モデル末期の「スイフトスポーツ」が魅力的すぎるワケ
くるまのニュース
トヨタ“新型”「ルーミー」まもなく登場!? 全長3.7m級で「背高&スライドドア」採用の「ハイトワゴン」! デビュー8年「大人気モデル」どうなるのか
トヨタ“新型”「ルーミー」まもなく登場!? 全長3.7m級で「背高&スライドドア」採用の「ハイトワゴン」! デビュー8年「大人気モデル」どうなるのか
くるまのニュース
130万円で300馬力が手に入る[レヴォーグ]!! 86も手頃になってきた! 新社会人にオススメしたいクルマ6選
130万円で300馬力が手に入る[レヴォーグ]!! 86も手頃になってきた! 新社会人にオススメしたいクルマ6選
ベストカーWeb
【10年ひと昔の新車】スマート フォーツーはマイナーチェンジで可愛さに磨きをかけ、ターボも追加した
【10年ひと昔の新車】スマート フォーツーはマイナーチェンジで可愛さに磨きをかけ、ターボも追加した
Webモーターマガジン
1990年代のステーションワゴンブームで人気を集めた3選
1990年代のステーションワゴンブームで人気を集めた3選
GQ JAPAN
三菱「ランエボ“SUV”」あった!? ゴツ顔&「めちゃ広」後席がスゴイ! まさかの「スライドドア付き」爆速4WDターボ「スーパースポーツギア」海外で「人気再燃」の兆しか
三菱「ランエボ“SUV”」あった!? ゴツ顔&「めちゃ広」後席がスゴイ! まさかの「スライドドア付き」爆速4WDターボ「スーパースポーツギア」海外で「人気再燃」の兆しか
くるまのニュース
人気の「スポーツSUV」 なぜ誕生した? 悪路に強いSUVなのに舗装路を重視する理由とは? 老舗の「レンジローバースポーツ」に乗って考える
人気の「スポーツSUV」 なぜ誕生した? 悪路に強いSUVなのに舗装路を重視する理由とは? 老舗の「レンジローバースポーツ」に乗って考える
VAGUE
1番安いが、必要十分──新型ホンダ・ヴェゼルG試乗記
1番安いが、必要十分──新型ホンダ・ヴェゼルG試乗記
GQ JAPAN
「ドライブめちゃ楽しくて最高!」 だけど“利便性”もバッチリ! 走りも快適さも妥協なしの「最強国産スポーツセダン」3選
「ドライブめちゃ楽しくて最高!」 だけど“利便性”もバッチリ! 走りも快適さも妥協なしの「最強国産スポーツセダン」3選
くるまのニュース
ヤリスとの違いはそれなりに──新型トヨタ・アクア試乗記
ヤリスとの違いはそれなりに──新型トヨタ・アクア試乗記
GQ JAPAN
STIチューンのカッコよすぎるスバル[WRX tS]が北米で登場! 日本導入を熱望!!
STIチューンのカッコよすぎるスバル[WRX tS]が北米で登場! 日本導入を熱望!!
ベストカーWeb
今こそ再販してほしいのが日産[R32]スカイラインクーペタイプM! 元オーナーとして熱望するベストバランス[FRスポーツ]よもう一度!!
今こそ再販してほしいのが日産[R32]スカイラインクーペタイプM! 元オーナーとして熱望するベストバランス[FRスポーツ]よもう一度!!
ベストカーWeb

みんなのコメント

15件
  • que********
    ベンツ、アウディ、ボルボを乗った方が後悔しない!って、乗られてたのですか?
    もし、乗られていたならそういう事は言われない筈です。
    それらを乗って後悔した者より。
  • ねこにごはん
    カネがあるなら2.4L、無いなら1.8Lと書けばいいのに。
    それにしても、大したアドバイスになっていない記事だ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

310.2576.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

54.0615.0万円

中古車を検索
レヴォーグの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

310.2576.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

54.0615.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村